世界中の映画祭、音楽祭、仏教祭のドキュメント部門で数々の賞を取った映画
「kanzeon」が日本で初上映決定!!
イギリス監督が英国BBCやMTV、
世界のアーティストのPV、
ハリウッド映画に携わるアニメーションディレクター、カメラマンと協力し制作した
日本の宗教、文化と現代音楽をテーマにした作品。
映画を見たというより映像の中に引き込まれ、体感出来る様な感覚に陥る映画、、、KanZeOn。
出演/音楽:Akinobu Tatsumi,Akihiro IItomi,Eri fujii
2011年 87分
観音菩薩、観世音菩薩に由来するタイトル『KanZeOn』は、異端の、しかし不思議に瞑想的な音楽、儀式、哲学を持つ日本の仏教に関わる3人のミュージシャンの音を”聴く”ドキュメンタリー映画。熊本の若い僧侶。タツミアキノブさんは夜間はヒップホップDJに姿を変えるビートボックスラバー。笙演奏の熟達に身を捧げる藤井絵里さん。能楽師の飯富章弘さんは小鼓のマスターでジャズを愛しつつ日本の伝統アートを守り続ける。
監督 Neil Cantwell
哲学と音楽を学び、現在はThe Japan Foundationロンドン文化センターでJapanese Studies & intellectual Exchange の役員を勤める。また、京都の種智院大学のForeign Research Fellowでもある。
監督 Tim Grabham
映画監督、アニメーター、ビジュアルアーティストで2003年にCinema iloobiaスタジオを設立する。多数のショートフィルムを手がけ、Suridh Hassan監督、日本のグラフィティー文化のドキュメンタリー映画「Rack Gaki:Japanese Graffiti」(2008)は去年のジパングフェストで上映された。本作品が長編ドキュメンタリーデビュー作品。
<曲提供アーティスト名>
woob {UK}
kidkanevil {Ninja tune}
tatsuki* {Blue Foundation}
TA2MI
Matt ManOne Rudge {Professional Sound Gobber]
shi_ne_ko_sei {UK & JAPAN}
https://www.youtube.com/watch?v=cYHEsV_yAY8
https://www.youtube.com/watch?v=sy-Ib0k1PkI
<海外レポート>
英国出身のNeil Cantwell 監督とTim Grabham監督作品『KanZeOn』は、日本の伝統音楽を追ったドキュメンタリー作品。映画祭初のノン・ジャパニーズ監督作品だ。
日本の仏教と音のお話に感化され、映画は醸し出す独特な雰囲気に。
映画の中で、「間」について話されてました。
その中で、観客である一人の女性が「間」の定義を求めたのです。
そこで、監督さんは以下のようなことを言っていたと記憶しています。
“Nothingness but there is something happening in that nothingness”
(「無」のなかでも何かがその「無」のなかで起きているんだ)
深いことをおっしゃっていました。
そして何だか同意できます。
「間」で辞書牽くと、当然ながら「距離」「話の中で適当に取る無言の時間」「リズム、テンポの意」「ちょうどよいとき、折り合い」などが定義に含まれています。
間が悪い、間を外す、間を選ぼう、間が合う、間を取る、などなど言えますもんね。他には間際、間違い、とか…
英語で言うと内容次第で
timing
chance
silence
rhythm
tempo
space
とより具体化された単語たちが出てきます。「間」一言でここまで意味できるってスゴい。
日 時:4月20日(月)20:00~
場 所:Denkikan
料 金:¥1,400(当日)¥1,000(前売券)